6・6復校記念日 (再掲)

校友生のみなさま;

6月6日復校記念日を覚えていますか、

毎年この日には遊芸会と展覧会が有りました。

家長会のお母さん達が朝早くから餃子や蕃茄飯やいろんなのもを作り、

お昼休みには普段はうどんしか食べられない麺店でいろんなものが食べられてとても楽しみでした。

しかしながら、どうして6月6日なのでしょうか。実は私も昨日、老先輩に教えて頂くまで知りませんでした。

1945年6月5日早朝、神戸大空襲が有りました。皆様もあの「火垂るの墓」ご存じでしょ、あの空襲です。

当時、トアロードにあった校舎が完全に焼け落ちました。また、沢山の人が亡くなりました。

李万之校長や李主任は学校に残りましたが、避難されたお子様をなくしました。

翌日(6月6日)、校舎跡に集まった生徒と老師たちはがれきの後片付けをはじめました。

そしてその時に、この6月6日を復校記念日に決めたそうです。

校友生の皆様、改めて6月6日を思い起こし、

犠牲になられた方のご冥福を祈り、先輩方の復校にかけた情熱を引き継いでゆきましょう。